この試合はPatch4.10で行われた
今回の記事の主題はCWが行った2Mid/2Jungle戦術だ
試合のVoDはこちら
以下、乱文
・Ban/Pick
・Comp
CW
Top: Jax
Jungle: Lee Sin
Mid: Ryze
ADC: Twitch
Support: Braum
ALL
Top: Shyvana
Jungle: Elise
Mid: Orianna
ADC: Kog’Maw
Support: Nami
・In-Game
CWのSupportがPink Ward/Normal Wardを買っていることに注目したい
Pink Wardは自陣Jungle入り口に置き、Jungler/Support/Midの3人で敵の赤BuffにLate Invadeをしかける
JaxとTwitchは自陣の赤Buffを狩り、TwitchにLHとExpを全て渡す
そうすることでTwitchはLv2になり、ContaminateとAmbushという2つのSkillがそろった
そしてそのままTwitchはMidにGankを仕掛ける
殺すことはできなかったがOriannaのHPを大幅に減らすことに成功する
そしてLeeとBraum、Ryzeは敵のJungleへ侵入しEliseを見つけるとすぐさま戦闘を仕掛ける
その際にBraumがWardを置いているのも見逃せない
その流れで3人でMidにGankをし、Oriannaを殺すことに成功する
そしてLane Assignを1-1(2)-1とした
Midを(2)としたのはBraumはほとんどLeeと行動を共にし、Counter-Jungleに明け暮れるからだ
一方のALLはLane Assignを変えていない
むしろ変えられないと言った方が良いだろう
NamiをMidに送り、Counter-Jungleへの対策をしようとしてもBotのKogが孤立し狙われやすくなってしまう
かといってOriannaをBotに送っても同様だ
確かにCWもRyzeを1人でBotに送っているが、Ryzeは何度Gankされても時間をかければAPCとして機能するという特性をもっているため問題にならない
以上の理由によりALLはCWの戦術に対して全く対応できなかった
CWはその後もMidとJungleへのプレッシャーをかけ続け、序盤に大きな有利を作りそのまま勝利につなげた
鍵はCounter-JungleとMidへのGankをやり続けたことだ
ここで手を緩めた場合、OriannaとEliseに復活する機会を与えるだけでなく2v1 laneとなっていたBotでCSを稼いでいたKogによって逆転される可能性があった
KogがCSを稼いでしまうのは仕方が無いにしても、OriannaとEliseを潰しきらなければこの戦略はかえって裏目に出てしまっただろう
・終わりに
最近のMidのMetaはUtility/Pokeに移り変わりつつあるが、CWはその弱みを非常に上手く突いたと言えるだろう
Utility/Poke系のMageはSide LaneをまかせるにはGank耐性に欠けるChampが多い
またALLがよくPickするKogも同様だ
CWはMetaとALLのPickの傾向を分析したうえでこの戦略を準備してきたのではないだろうか
お疲れ様です
返信削除CWは今回選手個人の技術に関わらず戦略で完全にALLを潰すのってすばらしい
とくにRyzeがmid lanerとして結構弱いですが、序盤からTwitchがすぐGankしたのは鍵ですよね